中国南西部の高山地帯に分布するモミ属の針葉樹です。密度は約0.43と、日本のモミ(約0.45)に非常に近い性質を持ちます。高地の厳しい環境で育つため、年輪が緻密になりやすく、針葉樹特有の清潔感のある白い木肌が特徴です。モミ属全般に言えることですが、材に特有の臭いや味が少ないため、食品に触れる用途に適しています。一方で、耐朽性は決して高くないため、湿気の多い場所や屋外での使用は避けるべきです。構造材というよりは、内装や消耗品に向く木材です。