オーストラリアの沿岸部や乾燥地に広く分布する低木状のアカシアです。密度は約0.63と推定され、中程度の重さを持ちます。商業的な木材としての流通は極めて稀で、主に現地の生態系維持や土壌保護に役立っている樹種です。日本のネムノキと同じマメ科で、植物学的には葉に見える部分が実は葉柄が変化した「仮葉」であるという特徴を持ちます。大きな材は取れませんが、その緻密な組織は小規模な木細工に適しており、現地の工芸家によって稀に利用される、知る人ぞ知る素材です。