オーストラリアの乾燥地帯に生育する、密度1.06という驚異的な重さと硬さを誇る樹種です。水に沈むほど重く、同属のギジー(A. cambagei)に匹敵する硬度を持ちます。日本のイスノキを遥かに凌ぐ硬質さゆえ、加工には相応の技術と設備を要します。非常に成長が遅く、それゆえに緻密な組織が形成されます。入手が困難な希少種であり、その希少性と重厚感から、工芸品の世界では「幻の硬木」の一つとして珍重される位置づけにあります。