ヤラン

Acacia omalophylla
Yarran
Fabaceae
広葉樹
基本密度
1.063 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 極めて重く、水に沈む
密度(含水率12%時の推定)
≈1063 kg/m³

物性データ

基本密度1.063 g/cm³

特徴・解説

オーストラリアの乾燥地帯に生育する、密度1.06という驚異的な重さと硬さを誇る樹種です。水に沈むほど重く、同属のギジー(A. cambagei)に匹敵する硬度を持ちます。日本のイスノキを遥かに凌ぐ硬質さゆえ、加工には相応の技術と設備を要します。非常に成長が遅く、それゆえに緻密な組織が形成されます。入手が困難な希少種であり、その希少性と重厚感から、工芸品の世界では「幻の硬木」の一つとして珍重される位置づけにあります。

🎨 色味
心材は非常に濃い暗褐色から黒褐色で、辺材は対照的な明るい黄色を呈します。
🌿 木目・肌目
木目は極めて緻密で均一。肌目は非常に細かく、磨き上げることで金属のような光沢を放ちます。
🛡️ 耐朽性
非常に高い:密度が極めて高く、菌や虫の侵入を許さない圧倒的な耐久性を誇ります。
🔧 加工性
困難:極めて硬いため手加工は非常に難しく、超硬刃物が必要。乾燥は非常に遅く割れやすい。
📦 主な用途
高級万年筆楽器の指板象嵌細工彫刻飾り棚の部材