中国南部からベトナムにかけて分布する常緑のカエデです。密度は約0.65g/cm³と、カエデ属の中では比較的重硬な部類に入り、日本のイタヤカエデに近い物理的性質を示します。熱帯・亜熱帯の風土で育つため、温帯のカエデよりも成長が早く、繊維がしっかりとしています。適度な粘り強さと硬さのバランスが良く、家具材としての適性が高いのが特徴です。ただし、乾燥が不十分だと反りやねじれが出やすいため、人工乾燥における管理が重要となる樹種です。