日本や中国に自生する、東アジアを代表するカエデ材です。密度は約0.64g/cm³で、非常に緻密で弾力性に富むのが最大の特徴です。北米のハードメープルに匹敵する硬度を持ち、古くから日本では「板屋」の名が示す通り、雨を凌ぐほど葉が茂る丈夫な木として親しまれてきました。衝撃に強く、摩耗しにくい性質があるため、機能性が求められる道具類に重宝されます。一方で、乾燥時に大きく収縮する傾向があるため、狂いを防ぐための高度な乾燥技術が求められます。