セイヨウカジカエデ

Acer pseudoplatanus
Sycamore Maple
Sapindaceae
広葉樹
基本密度
0.509 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈509 kg/m³

物性データ

基本密度0.509 g/cm³

特徴・解説

ヨーロッパで「シカモア」と呼ばれる、カエデ属の中でも最高級の評価を受ける樹種です。密度は約0.51g/cm³。古くからバイオリンなどの弦楽器の裏板として珍重されてきた歴史があり、特に美しい縮み杢(フィギュアド)が出た材は極めて高価です。日本のカエデ類よりもやや軽めですが、音響特性と加工後の安定性に優れています。白く美しい肌目が最大の特徴ですが、光や熱で黄色く変色しやすいため、その白さを維持するための仕上げには専門的な知識が必要とされます。

🎨 色味
非常に明るい白色から淡いクリーム色。絹のような光沢があり、気品に満ちている。
🌿 木目・肌目
木目は通直。非常に精な肌目を持ち、波状の縮み杢が頻繁に現れるのが特徴。
🛡️ 耐朽性
低い。腐朽しやすいため、乾燥状態を維持できる室内での使用に限定される。
🔧 加工性
良好。均質で加工しやすく、特に彫刻や細かい装飾加工において優れた適性を示す。
📦 主な用途
バイオリンの裏板高級家具の突き板額縁ブラシの柄彫刻