ヨーロッパで「シカモア」と呼ばれる、カエデ属の中でも最高級の評価を受ける樹種です。密度は約0.51g/cm³。古くからバイオリンなどの弦楽器の裏板として珍重されてきた歴史があり、特に美しい縮み杢(フィギュアド)が出た材は極めて高価です。日本のカエデ類よりもやや軽めですが、音響特性と加工後の安定性に優れています。白く美しい肌目が最大の特徴ですが、光や熱で黄色く変色しやすいため、その白さを維持するための仕上げには専門的な知識が必要とされます。