オーストラリアのクイーンズランド州北部に自生するナンヨウスギ科の針葉樹です。密度は約0.44と中程度で、他のアガチス属と同様に非常に均質な組織を持ちます。日本のヒノキに近い密度感ですが、ヒノキのような強い芳香はありません。産地では「ブル(雄牛)」の名が示す通り、巨木に成長し、良質な長尺材が得られます。植物学的には古代からの生き残りと言える原始的な特徴を持ち、風土に適応した強さを持ちますが、木材としては衝撃に弱いため、構造材よりも仕上げ材に向いています。