南米の亜熱帯から温帯域、特に河川沿いの湿地帯(イヌンダタ=浸水した)に自生するネムノキ属の一種です。密度は約0.58g/cm³と、同属の中では比較的しっかりとした重みを持ちます。湿潤な環境で育つためか、細胞構造が緻密で、乾燥後の寸法安定性は比較的良好と考えられます。日本のネムノキに比べてより重厚感があり、南米では「カスピ・カラ」などの名称で親しまれています。マメ科らしい深みのある色調を持ちますが、市場への流通量は少なく、希少な部類に入ります。