欧州ハンノキ

Alnus glutinosa
European Alder
Betulaceae
広葉樹
基本密度
0.42 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈420 kg/m³

物性データ

基本密度0.42 g/cm³

特徴・解説

ヨーロッパ全域に分布するカバノキ科の代表種。密度は約0.42で、日本のハンノキの近縁種です。歴史的に「水の木」と呼ばれ、水中に沈めた状態では驚異的な耐久性を発揮するため、ベネチアの街の基礎杭として使われたエピソードは有名です。しかし、空気中では腐りやすいという極端な性質を持ちます。木質は軟らかく、ステインの乗りが非常に良いため、チェリーやマホガニーの代用として着色仕上げされることが多いです。DIYからプロの家具製作まで幅広く愛される、欧州の定番材の一つです。

🎨 色味
淡い黄褐色から赤褐色。心材と辺材の境界は不明瞭で、全体に均一な色調。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は細かく、目立った年輪模様は出にくいが上品な質感。
🛡️ 耐朽性
低い(水中では非常に高い)。乾燥した場所ではシロアリや菌に弱い。
🔧 加工性
非常に容易。サンディングで非常に滑らかになり、彫刻や旋盤加工にも適している。
📦 主な用途
キャビネット楽器材額縁木靴ベニヤ板