ヒマラヤカンバ

Betula utilis
Himalayan Birch
Betulaceae
広葉樹
基本密度
0.58 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈580 kg/m³

物性データ

基本密度0.58 g/cm³

特徴・解説

ヒマラヤ山脈の高地に分布するカバノキです。密度は約0.58g/cm³と、今回挙げたカバ類の中では最も重硬な部類に入ります。厳しい風土で育つためか、材は締まっており、日本のダケカンバに近い性質を持つと考えられます。古くからその樹皮は紙の代わりとして経典の書写に使われてきました。材としては、カバノキ属特有の均質さに加え、しっかりとした重量感があるため、構造的な強度を求められる小規模な部材に適しています。乾燥時の割れには注意が必要です。

🎨 色味
淡い褐色から赤褐色。他のカバ類に比べるとやや色が濃い傾向がある。
🌿 木目・肌目
木目は通直またはやや交錯。肌目は精で、重厚感がある。
🛡️ 耐朽性
低い。他のカバ類同様、湿気には弱く室内利用に限定される。
🔧 加工性
中程度。密度が高いため、他のカバ類よりは切削に力を要するが、仕上がりは良い。
📦 主な用途
家具部材道具の柄旋盤細工建築の造作材薪炭材