ウォーターヒッコリー

Carya aquatica
Hickory, pecan, Water
Juglandaceae
広葉樹
基本密度
0.61 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
曲げ強度 (MOR)
123 MPa

物性データ

比重(12%含水率時)0.62
基本密度0.61 g/cm³
曲げ強度 (MOR)123 MPa
弾性係数 (MOE)13.9 GPa
圧縮強度(繊維方向)59,300 kPa
圧縮強度(繊維直交)10,700 kPa

特徴・解説

湿地や河川敷に自生するヒッコリーで、ピーカンに近い特性を持ちます。密度は約620kg/m³と重く、水辺で育つにもかかわらず非常に硬い木材を形成します。他のヒッコリー類と比較すると、成長条件により品質にバラつきが出やすく、内部に「シェイク(環状剥離)」と呼ばれる欠陥が生じやすいのが難点です。そのため、構造的な信頼性が求められる道具の柄よりも、意匠性を活かした家具や床材としての利用が主となります。日本のサワグルミと同じ科ですが、密度と硬度は比較にならないほど高いです。

🎨 色味
心材は暗褐色、辺材は白から淡い褐色。他のヒッコリーよりやや色が濃い傾向がある。
🌿 木目・肌目
木目は通直だが、肌目は非常に粗い。年輪の境界が非常に明瞭。
🛡️ 耐朽性
低い。水辺の木でありながら、木材としての耐朽性は低く、腐りやすい性質を持つ。
🔧 加工性
困難。硬さに加え、繊維が荒れやすいため切削には注意を要する。乾燥は非常にゆっくり行う必要がある。
📦 主な用途
フローリング家具部材合板フェンス(防腐処理後)