ビターナットヒッコリー

Carya cordiformis
Hickory, pecan, Bitternut
Juglandaceae
広葉樹
基本密度
0.6 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
曲げ強度 (MOR)
118 MPa

物性データ

比重(12%含水率時)0.66
基本密度0.6 g/cm³
曲げ強度 (MOR)118 MPa
弾性係数 (MOE)12.3 GPa
圧縮強度(繊維方向)62,300 kPa
圧縮強度(繊維直交)11,600 kPa

特徴・解説

クルミ科ヒッコリー属の中で「真のヒッコリー」ではなく「ピーカンヒッコリー」グループに分類されます。密度は約660kg/m³と重く、一般的な広葉樹より強靭ですが、後述するピグナット等の真のヒッコリーに比べるとやや密度が低く、加工性がわずかに勝ります。日本のオニグルミと同じ科ですが、それよりも遥かに重硬です。衝撃に強く折れにくいため、道具の柄として非常に優秀です。ただし、乾燥時の収縮率が極めて大きく、不適切な乾燥は大きな割れや狂いを引き起こすため、高度な乾燥技術を要します。

🎨 色味
心材は淡褐色から赤褐色。辺材は白に近い淡色で、心材との対比が美しい。
🌿 木目・肌目
木目は通常は通直だが、時に波状になる。肌目は粗く、力強い質感を持つ。
🛡️ 耐朽性
低い。ヒッコリー類全般に言えるが、耐朽性は低く、特に虫害(ヒラタキクイムシ等)に弱い。
🔧 加工性
困難。密度が高く硬いため刃物の摩耗が激しい。接着には注意が必要だが、塗装映えは良い。
📦 主な用途
ハンマーの柄梯子の踏み桟床材燻製用チップ家具の脚