ピグナットヒッコリー

Carya glabra
Hickory, trued, Pignut
Juglandaceae
広葉樹
基本密度
0.66 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
ヤンカ硬度
2136 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.75
基本密度0.66 g/cm³
ヤンカ硬度2136 lbf
曲げ強度 (MOR)139 MPa
弾性係数 (MOE)15.6 GPa
圧縮強度(繊維方向)63,400 kPa
圧縮強度(繊維直交)13,700 kPa
せん断強度14,800 kPa

特徴・解説

ヒッコリー属の中で最も重硬な種の一つです。密度は約750kg/m³、硬度は2136lbfと驚異的な数値を持ち、まさに「鋼のような木」と呼ぶにふさわしい特性を備えています。日本の最高級の樫材と比較される位置づけで、衝撃吸収性と曲げ強さは世界でもトップクラスです。かつては馬車の車輪や初期の自動車のホイールスポークに使用されていました。非常に優れた資材ですが、加工の難しさと、乾燥中に生じる激しい狂いや割れが最大の欠点です。実用的にはこれ以上ない強さを持ちますが、職人泣かせの木材といえます。

🎨 色味
心材は淡褐色、辺材は白から淡黄色。辺材が広く、商業的には「ホワイトヒッコリー」として価値が高い。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は粗いが、高密度なため緻密な感触がある。
🛡️ 耐朽性
低い。耐朽性は期待できず、乾燥した状態を維持することが長持ちさせる条件となる。
🔧 加工性
極めて困難。刃物の消耗が激しく、加工には多大なパワーを要する。ただし、蒸気曲げの性能は最高峰。
📦 主な用途
プロ用工具の柄トーションバーボウリングのピン高級床材ドラムスティック