シェルバークヒッコリー

Carya laciniosa
Hickory, trued, Shellbark
Juglandaceae
広葉樹
基本密度
0.62 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
ヤンカ硬度
1821 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.69
基本密度0.62 g/cm³
ヤンカ硬度1821 lbf
曲げ強度 (MOR)125 MPa
弾性係数 (MOE)13 GPa
圧縮強度(繊維方向)55,200 kPa
圧縮強度(繊維直交)12,400 kPa
せん断強度14,500 kPa

特徴・解説

北米産のヒッコリー類の中でも特に強靭な樹種です。密度は約690kg/m³と重く、Janka硬度は1821lbfに達し、衝撃吸収性に極めて優れています。クルミ科に属し、日本のオニグルミと同じ科ですが、木材の性質は遥かに硬く強靭です。歴史的には馬車の車輪や工具の柄に重用されてきました。乾燥時に収縮率が大きく、狂いが出やすいのが欠点ですが、その粘り強さは他の広葉樹の追随を許しません。燻製のチップとしても有名で、機能性と文化的な豊かさを併せ持つ木材です。

🎨 色味
心材は淡褐色から赤褐色、辺材は白に近い淡黄色で、心辺材の境界は明瞭です。
🌿 木目・肌目
木目は通直で肌目は粗く、力強い質感。環孔材特有の明瞭な導管が見られます。
🛡️ 耐朽性
低い。心材でも腐朽や虫害に弱いため、屋外や湿気の多い場所での使用には向きません。
🔧 加工性
加工は困難。非常に硬いため刃物の摩耗が激しく、乾燥時の収縮や割れに注意が必要です。
📦 主な用途
ハンマーの柄斧のハンドルラクロス用スティック床材家具の構造材