ナツメグヒッコリー

Carya myristiciformis
Hickory, pecan, Nutmeg
Juglandaceae
広葉樹
基本密度
0.56 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
曲げ強度 (MOR)
114 MPa

物性データ

比重(12%含水率時)0.6
基本密度0.56 g/cm³
曲げ強度 (MOR)114 MPa
弾性係数 (MOE)11.7 GPa
圧縮強度(繊維方向)47,600 kPa
圧縮強度(繊維直交)10,800 kPa

特徴・解説

北米南部に産するピーカンヒッコリーの一種で、果実がナツメグに似ていることから命名されました。密度は約600kg/m³と、ヒッコリー属の中では比較的軽量な部類に入りますが、それでも一般的なオーク材と同等の重厚さを持ちます。他のヒッコリー同様、優れた強度と耐衝撃性を備えており、特に「しなり」が必要な用途に適しています。日本のカシ類に近い剛性を持ちますが、乾燥時の不安定さが課題となります。産地が限定的であるため、市場では他のヒッコリー類と混ざって流通することが一般的です。

🎨 色味
心材は褐色、辺材は白からクリーム色。心材には時折、濃い色の縞が現れることがある。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目は粗い。環孔材特有の明瞭な年輪模様が特徴。
🛡️ 耐朽性
低い。非耐朽性であり、湿気のある環境では急速に劣化するため、乾燥した室内で用いる。
🔧 加工性
中程度から困難。硬いため動力工具を推奨。接着性は良好だが、下穴なしのネジ止めは困難。
📦 主な用途
工具の柄椅子部材合板スポーツ用品床材