モックナットヒッコリー

Carya tomentosa
Hickory, trued, Mockernut
Juglandaceae
広葉樹
基本密度
0.64 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
ヤンカ硬度
1978 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.72
基本密度0.64 g/cm³
ヤンカ硬度1978 lbf
曲げ強度 (MOR)132 MPa
弾性係数 (MOE)15.3 GPa
圧縮強度(繊維方向)61,600 kPa
圧縮強度(繊維直交)11,900 kPa
せん断強度12,000 kPa

特徴・解説

「真のヒッコリー」グループに属し、極めて高い強度と硬度を誇ります。密度は約720kg/m³と非常に重く、Janka硬度は1978lbfに達します。北米産広葉樹の中でも最強クラスの耐衝撃性を持ち、日本のカシ(白樫)に匹敵するか、それを凌ぐ強靭さがあります。名前の「Mockernut(欺きの実)」は、大きな実の割に中身が少ないことに由来します。木材としては、その剛性から過酷な使用環境に耐えますが、非常に硬いため手加工はほぼ不可能であり、乾燥時の収縮も極めて大きいため、取り扱いには専門的な知識を要します。

🎨 色味
心材は淡褐色から赤褐色。辺材は広く、白に近いクリーム色。辺材の美しさが評価される。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は粗いが、均一。磨くと非常に滑らかな表面が得られる。
🛡️ 耐朽性
低い。強靭ではあるが菌や虫には弱く、屋外での未処理使用は厳禁。
🔧 加工性
極めて困難。非常に硬く、電動工具でも負荷が大きい。釘打ちは下穴が必須。蒸気曲げには最適。
📦 主な用途
大型ハンマーの柄斧の柄梯子の縦枠床材スポーツ用具の部材