アフリカ熱帯雨林に自生するアサ科の広葉樹です。密度は約0.58g/cm³と中程度で、日本のエノキに近い物理的性質を持ちます。この属の木材は一般に「アフリカン・ハックベリー」とも呼ばれ、適度な強度と粘りがあるのが特徴です。温帯のエノキが古くから一里塚の植栽や道具の柄に用いられたように、本種も構造材から細工物まで幅広く対応します。ただし、熱帯産の Celtis 属共通の弱点として、伐採後の変色や虫害を受けやすいため、迅速な乾燥と防腐処理が推奨されます。