グリーンハート

Chlorocardium rodiei
Greenheart (Chlorocardium rodiei)
Lauraceae
広葉樹 主要木材
基本密度
0.862 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
ヤンカ硬度
2360 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

基本密度0.862 g/cm³
ヤンカ硬度2360 lbf
曲げ強度 (MOR)171.7 MPa
弾性係数 (MOE)22.4 GPa
圧縮強度(繊維方向)86,300 kPa
せん断強度18,100 kPa

特徴・解説

南米ガイアナを中心に産出されるクスノキ科の超硬質材です。密度は約0.86g/cm³、曲げ強度(MOR)は171.7MPaと驚異的な数値を誇ります。特筆すべきは海洋環境での耐久性で、フナクイムシ等の食害に強いため、古くからドックの門扉や桟橋の杭として世界中で利用されてきました。同じ科のクスノキが防虫効果を持つのに対し、本種は物理的な硬さと化学的成分で圧倒的な防御力を持ちます。非常に重硬なため、一般の家具製作には不向きで、主に過酷な環境の土木用途に特化しています。

🎨 色味
心材は淡緑色から暗緑褐色。辺材は淡黄色で、心材との境界は不明瞭なことが多い。
🌿 木目・肌目
木目は通直から交差。肌目は細かく均質。冷たく重厚な質感を持つ。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。特に水中や湿地での耐朽性は全樹種の中でもトップクラス。虫害にも強い。
🔧 加工性
非常に困難。硬すぎて手工具での加工はほぼ不可能。乾燥時に割れやすく、加工後の安定性も低い。
📦 主な用途
桟橋の杭船舶用材重構造建築床材化学工場用の耐酸材