中国南部に自生するクスノキ科の樹木です。密度は約0.44と軽く、日本のクスノキよりもさらに軟らかい傾向があります。クスノキ科特有の芳香を持ちますが、本種はより繊細な香りが特徴です。材は軽くて柔らかいため強度は期待できませんが、切削が極めて容易で、細かな彫刻や加工に適しています。一方で、その軽さゆえに衝撃には弱く、表面に傷がつきやすいという短所があります。湿潤な中国南部の気候で育ち、防虫効果のある成分を含んでいるため、保存性の高い小物の製作に向いています。