日本人には馴染みの深い「クスノキ」です。密度は約0.49で、加工しやすく適度な強度を持ちます。最大の特徴は、材から抽出される「樟脳(カンフル)」の強い芳香で、これが強力な防虫・防腐効果を発揮します。古くから神社仏閣の巨木として、あるいは船材や仏像彫刻として重用されてきました。大きな欠点として、乾燥中に大きく反ったり割れたりしやすい性質があるため、じっくり時間をかけた自然乾燥が不可欠です。日本の文化と深く結びついた、防虫家具の代名詞的な存在です。