シナモマム・ビレンス

Cinnamomum virens
Red-fruited Laurel
Lauraceae
広葉樹
基本密度
0.484 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈484 kg/m³

物性データ

基本密度0.484 g/cm³

特徴・解説

オーストラリア東部の亜熱帯雨林に自生するクスノキ科の樹木です。密度は約0.48と中程度で、日本のクスノキ(約0.52)に近い重量感を持ちます。クスノキ属特有の芳香を持つことが多く、防虫効果も期待できます。同属のシナモン類に比べると材としての利用は限定的ですが、適度な硬さと粘りがあり、内装材として安定した性能を発揮します。ただし、乾燥時に反りやねじれが生じやすいため、じっくりと時間をかけた天然乾燥や精密な人工乾燥が求められる種です。

🎨 色味
辺材は淡黄色から淡褐色、心材は黄褐色から桃色を帯びた褐色で、境界はやや不明瞭です。
🌿 木目・肌目
木目は通直またはやや交錯し、肌目は精から中程度。仕上げ面にはクスノキ科特有の光沢が現れます。
🛡️ 耐朽性
中程度。接地しない屋内利用では十分な耐久性を持つが、湿気にはそれほど強くない。
🔧 加工性
加工性は良好で、手工具・機械ともに容易に切削できる。接着性や塗装の乗りも良い。
📦 主な用途
住宅の内装造作材キャビネット彫刻材旋盤細工模型材