古代から香料「没薬(ミルラ)」の原料として知られるカンラン科の樹木です。マダガスカル産のこの種は、密度が約0.35と非常に軽く、日本のスギ(約0.38)よりもさらに軽量な部類に入ります。樹木自体が低木で、幹が大きく育たないことが多いため、大きな板材として流通することはほぼありません。木材としてよりも、樹脂を採取する資源樹木としての側面が強いですが、材には独特の樹脂成分が含まれており、燃やすと芳香を放つという植物学的特徴があります。