中国原産で、日本でも「イヌシタン(犬紫檀)」の名で知られる樹種です。密度は約0.75g/cm³と重く、日本の本紫檀の代用として古くから輸入されてきました。「イヌ」という名は「本物(紫檀)に似ているが異なる」という意味ですが、木材としての性能は非常に高く、硬度と弾力性のバランスに優れています。中国では農具の柄や車輪など、強度が求められる実用的な道具にも使われてきた歴史があり、装飾性と実用性を兼ね備えた質実剛紀な木材といえます。