イヌシタン

Dalbergia hupeana
Inushitan
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.752 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈752 kg/m³

物性データ

基本密度0.752 g/cm³

特徴・解説

中国原産で、日本でも「イヌシタン(犬紫檀)」の名で知られる樹種です。密度は約0.75g/cm³と重く、日本の本紫檀の代用として古くから輸入されてきました。「イヌ」という名は「本物(紫檀)に似ているが異なる」という意味ですが、木材としての性能は非常に高く、硬度と弾力性のバランスに優れています。中国では農具の柄や車輪など、強度が求められる実用的な道具にも使われてきた歴史があり、装飾性と実用性を兼ね備えた質実剛紀な木材といえます。

🎨 色味
心材は暗黄褐色から赤褐色。辺材は白黄色で、心辺材の境ははっきりしている。
🌿 木目・肌目
木目は交錯しやすく、それが独特の模様を作る。肌目はやや粗い。
🛡️ 耐朽性
高い。非常に強靭で、接地しない状態であれば極めて長い耐用年数を誇る。
🔧 加工性
中程度。交錯木目のためプレナー加工で逆目が出やすいが、接着や塗装のノリは良い。
📦 主な用途
家具の脚農具の柄建築用装飾材木琴の音板彫刻材