チンチャン

Dalbergia oliveri
Chingchan
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.879 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈879 kg/m³

物性データ

基本密度0.879 g/cm³

特徴・解説

東南アジアに自生するマメ科の硬質木材で、タイやラオスを主要産地とします。密度は約0.88g/cm³に達し、水に沈むほど重く硬いのが特徴です。日本の唐木細工で「手違い紫檀」として扱われることがあり、本紫檀(D. cochinchinensis)に次ぐ高級材とされています。非常に緻密な構造を持ち、磨き上げることで深い光沢を放ちます。乾燥時に割れが生じやすいため、時間をかけた慎重な管理が求められます。ワシントン条約の規制対象であり、持続可能な利用が課題となっている希少種です。

🎨 色味
心材は赤褐色から紫褐色で、暗色の縞模様が入る。辺材は淡黄色で心材との境界は明瞭。
🌿 木目・肌目
木目は交錯し、肌目は非常に緻密。不規則な縞模様が美しい装飾的価値を生む。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。密度が高く組織が緻密なため、腐朽やシロアリに対して非常に強い。
🔧 加工性
硬いため刃物の摩耗が激しいが、旋盤加工や彫刻には適しており、精緻な仕上げが可能。
📦 主な用途
高級家具、仏壇、楽器(木琴・ギター指板)、象嵌細工、高級万年筆