アフリカン・エボニー

Diospyros crassiflora
African Ebony
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.858 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈858 kg/m³

物性データ

基本密度0.858 g/cm³

特徴・解説

カキノキ科の代表格で、漆黒の木材として世界的に知られます。密度は約0.86と非常に重く、緻密な構造を持ちます。同じカキノキ属の日本のカキノキ(柿)が淡色で黒い縞(黒柿)を稀に形成するのに対し、本種は心材全体が均質な黒色に染まるのが特徴です。歴史的に王侯貴族の調度品や楽器に重用されてきましたが、現在は資源枯渇が懸念されており、入手が困難な希少種です。乾燥時に割れやすく、非常に硬いため加工には高度な技術を要します。

🎨 色味
心材は均一な深い黒色から、時に金属光沢を帯びた暗褐色。辺材は淡黄色で心材との境界は明瞭。
🌿 木目・肌目
木目は極めて精緻で真っ直ぐ。肌目は非常に細かく、磨き上げると鏡面のような光沢が出る。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。菌や虫害に極めて強く、接地環境でも長期間耐える。
🔧 加工性
困難。非常に硬いため刃物の摩耗が激しい。接着性は良好だが、釘打ちは下穴が必須。
📦 主な用途
ピアノの黒鍵バイオリンの指板高級万年筆の軸チェスの駒彫刻材