カキノキ科の代表格で、漆黒の木材として世界的に知られます。密度は約0.86と非常に重く、緻密な構造を持ちます。同じカキノキ属の日本のカキノキ(柿)が淡色で黒い縞(黒柿)を稀に形成するのに対し、本種は心材全体が均質な黒色に染まるのが特徴です。歴史的に王侯貴族の調度品や楽器に重用されてきましたが、現在は資源枯渇が懸念されており、入手が困難な希少種です。乾燥時に割れやすく、非常に硬いため加工には高度な技術を要します。