東南アジアの熱帯雨林に自生するカキノキ属の一種です。密度は約0.66と、エボニー類の中では中程度の重さであり、アフリカ産の漆黒種に比べるとやや軽快な性質を持ちます。日本のカキノキ(0.60前後)に近い密度感ですが、より熱帯産らしい粘りがあります。真っ黒な心材を形成することは稀で、茶褐色に黒い筋が入る外観になりやすいと考えられます。加工性は極端に硬い種よりは良好ですが、乾燥管理を怠ると反りやねじれが生じやすい点に注意が必要です。