ガボン・エボニー

Diospyros dendo
Gaboon Ebony
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.905 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈905 kg/m³

物性データ

基本密度0.905 g/cm³

特徴・解説

「真黒(マグロ)」とも呼ばれる、エボニーの中でも最高級とされる種です。密度は約0.91に達し、水に沈むほど非常に重厚です。アフリカン・エボニー(D. crassiflora)よりもさらに組織が緻密で、導管がほとんど目立たないほどの滑らかな質感を持ちます。古くは古代エジプトの副葬品にも使われた歴史があります。極めて硬く脆い性質があるため、急激な乾燥による割れには細心の注意が必要です。現在はワシントン条約等の規制により流通量が厳しく制限されています。

🎨 色味
心材は漆黒。縞模様がほとんど見られない純粋な黒が最も価値が高い。辺材は白に近い淡黄色。
🌿 木目・肌目
木目は極めて通直。肌目は非常に細かく、触り心地は金属やプラスチックのように滑らか。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。心材の抽出成分により、腐朽や虫害をほぼ完璧に寄せ付けない。
🔧 加工性
非常に困難。硬すぎて刃物をすぐに鈍らせる。超硬刃物が必要で、研磨には時間がかかる。
📦 主な用途
オーボエ・クラリネットの管体高級印鑑ナイフのハンドル仏壇の装飾ギターのブリッジ