南米の熱帯地域に産する珍しいカキノキ属です。密度は約0.53と、エボニーのイメージとは異なり中程度の重さ(日本のスギやヒノキよりは重いが、広葉樹としては標準的)です。この密度から推測すると、黒い心材を形成する能力は低く、一般的な散孔材に近い性質を持つと考えられます。エボニーのような重厚感や硬度を期待すると期待外れになりますが、その分加工性は良く、カキノキ属特有の粘り強さを活かした用途に向いています。産地が限定的で、市場に出回ることは稀なマイナー種です。