東南アジアに分布するカキノキ属で、密度は約0.53です。同属の高級材である黒檀とは異なり、軽くて扱いやすい性質を持ちます。植物学的には特徴的な萼(がく)を持つことからその名がありますが、木材としての利用は局所的です。日本の柿の木よりもやや軽く、強度的には劣るものの、乾燥後の安定性は比較的高いと推測されます。黒い心材を持たないため「黒檀」としての価値はありませんが、均質な散孔材として、東南アジアの現地では日常的な木工品に利用されています。