リュウキュウコクタン(琉球黒檀)

Diospyros ferrea
Ryukyu Ebony
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.94 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈940 kg/m³

物性データ

基本密度0.94 g/cm³

特徴・解説

日本では沖縄の「八重山黒檀」として極めて高く評価されている種です。密度は約0.94と極めて重く、カキノキ属の中でも最高クラスの硬度を誇ります。成長が非常に遅く、三線の棹として使える太さになるまで百年単位の時間を要します。その硬さから生まれる音色は「芯があり、響きが良い」とされ、楽器材として至高の存在です。近年は沖縄本島や先島諸島でも大径木が激減しており、非常に高価で取引されています。石のように硬いため、加工には熟練の技が必要です。

🎨 色味
心材は重厚な黒色で、時に「鶉目(うずらめ)」と呼ばれる美しい模様が出る。辺材は淡褐色。
🌿 木目・肌目
木目は極めて緻密。肌目は非常に細かく、磨くだけで深い艶が出る。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。非常に硬く、シロアリや腐朽の影響をほとんど受けない。
🔧 加工性
極めて困難。手加工は困難を極め、機械加工でも刃物がすぐに焼ける。乾燥は極めて遅い。
📦 主な用途
三線の棹高級箸文鎮印鑑装飾用小箱