ディオスピロス・オブロンガ

Diospyros oblonga
Diospyros oblonga
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.75 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈750 kg/m³

物性データ

基本密度0.75 g/cm³

特徴・解説

東南アジアの熱帯雨林に自生するカキノキ属の一種。密度は約0.75g/cm³と高く、本属の中でも重硬な部類に入ります。高級木材として知られる本黒檀(D. ebenum)に比べると漆黒の心材は形成されにくいですが、緻密な構造を持ちます。日本のカキノキ(柿)よりも硬く、粘りがあるのが特徴です。乾燥時に割れが生じやすいため、慎重な養生が求められます。熱帯の湿潤な気候で育つため、組織が緊密で磨くと美しい光沢が得られますが、供給量は限定的で希少な部類に入ります。

🎨 色味
辺材は淡黄色から灰白色。心材は不規則な暗褐色の縞模様が入るか、全体に濃褐色を呈する。
🌿 木目・肌目
木目は通直またはやや交錯し、肌目は非常に緻密で滑らか。表面には上品な光沢がある。
🛡️ 耐朽性
高い。密度が高く組織が緻密なため、菌や虫害に対して強い抵抗力を持つ。
🔧 加工性
中程度。硬いため刃物の摩耗が早いが、旋盤加工や彫刻では非常に精緻な仕上げが可能。
📦 主な用途
高級家具の装飾パーツナイフのハンドル旋盤細工彫刻材楽器の指板