ヨビガキ

Diospyros yeobi
Yeobi Ebony
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.76 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈760 kg/m³

物性データ

基本密度0.76 g/cm³

特徴・解説

東南アジアに産するカキノキ科の樹種で、ウロガキと同様に密度約0.76g/cm³という優れた重硬さを持ちます。植物学的には黒檀の近縁種であり、日本のカキノキ属の中でも特に強靭な部類に入ります。産地の風土を反映し、成長は緩やかで緻密な年輪を形成します。この密度の高さは、構造材としての強度だけでなく、音響特性の良さにも寄与していると考えられます。一方で、加工時には刃物を傷めやすく、また接着剤の浸透が遅いため、丁寧な下地処理と圧締が求められる玄人好みの木材です。

🎨 色味
辺材は黄白色。心材は赤みを帯びた褐色から黒褐色で、落ち着いた深い色合いを呈する。
🌿 木目・肌目
木目は概ね通直だが、稀に波状にうねる。肌目は非常に細かく、均質な質感が特徴。
🛡️ 耐朽性
高い。高密度な構造により、湿気による劣化やシロアリ等の虫害に対して強い抵抗力を示す。
🔧 加工性
やや困難。硬いため切削抵抗が大きい。乾燥はゆっくり行う必要があり、急ぐと割れや反りの原因となる。
📦 主な用途
チェスの駒高級ナイフのハンドル仏壇の彫刻建築装飾材ブラシの背