クルイン

Dipterocarpus conformis
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.765 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈765 kg/m³

物性データ

基本密度0.765 g/cm³

特徴・解説

密度約0.765g/cm³を誇る、フタバガキ科の中でも最高クラスの硬度を持つ樹種です。日本のミズナラ(約0.68)を大きく上回る重厚さを持ち、物理的強度が極めて高いのが特徴です。産地の熱帯雨林では、その強靭な性質から「鉄のように強い木」として扱われることもあります。長所は何と言ってもその耐荷重性能ですが、短所として、乾燥による狂いが非常に激しく、また加工時に発生するヤニが接着や塗装を著しく妨げることが挙げられます。DIY向けではなく、主に高度な強度を求められる産業用の構造材として利用されます。

🎨 色味
辺材は薄い茶色。心材は濃い赤褐色で、油分を含んだようなしっとりとした質感がある。
🌿 木目・肌目
木目は通直または交錯。肌目は粗く、大きな導管が縦に走る様子が肉眼でもはっきりと確認できる。
🛡️ 耐朽性
高い。高密度で樹脂分を多く含むため、湿気やシロアリに対する抵抗力が比較的強い。
🔧 加工性
極めて困難。手加工はほぼ不可能で、強力な機械設備が必要。ヤニによる刃物の目詰まりが激しい。
📦 主な用途
大型車両の荷台重機用パレット埠頭の防舷材鉄道用構造材重建築の梁