クルイン

Dipterocarpus hasseltii
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.555 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈555 kg/m³

物性データ

基本密度0.555 g/cm³

特徴・解説

ジャワやスマトラなどの島嶼部に産する種で、基本密度0.555g/cm³と、クルインの中では軽量で柔らかい部類に入ります。日本のスギ(高密度なもの)やヒノキに近い密度感で、手工具での加工も比較的行いやすいのが特徴です。産地の火山性土壌の影響か、上位種に比べてシリカの含有量がやや少ない傾向にあり、刃物への負担が軽減されています。しかし、その分強度的には劣るため、重荷重がかかる場所には適しません。主に合板の芯材や、軽微な建築下地として利用される「使い勝手の良いクルイン」という位置づけです。

🎨 色味
心材は淡い赤褐色。辺材は黄白色。全体的に他のクルインよりも色が淡く明るい印象。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は粗いが、密度が低いため表面の仕上がりは比較的滑らかになりやすい。
🛡️ 耐朽性
低い。腐朽菌や虫害に弱いため、湿気の多い場所や屋外での露出使用は避けるべきである。
🔧 加工性
クルイン属の中では加工性は非常に良い。接着性も良好だが、乾燥時の収縮には注意が必要。
📦 主な用途
合板用単板、内装下地、梱包用パレット、簡易家具、工作材