クルイン

Dipterocarpus lowii
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.715 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈715 kg/m³

物性データ

基本密度0.715 g/cm³

特徴・解説

クルイン属の中でも高級・重厚な部類に属し、基本密度0.715g/cm³を誇ります。日本のミズナラを凌ぐ硬さを持ち、非常に頑強な木材です。低地の湿地帯に近い場所に自生することが多く、その過酷な環境が緻密な細胞構造を作り出しています。樹脂の含有量も多く、これが天然の撥水・防腐効果を発揮しますが、同時に加工の難易度を押し上げています。重厚な質感と高い強度は、長期間の荷重に耐える必要がある構造部材において非常に信頼性が高く、東南アジアの伝統的な建築物においても重要な役割を果たしてきました。

🎨 色味
心材は濃い赤褐色から紫がかった褐色。辺材は淡黄色で、重厚感のある色調を持つ。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は粗いが、密度が高いため、磨き上げると独特の鈍い光沢が出る。
🛡️ 耐朽性
高い。心材の耐久性はクルイン属の中でも上位にあり、腐朽に対して強い抵抗力を持つ。
🔧 加工性
加工は非常に困難。硬さと樹脂の両方がネックとなり、強力な機械設備と頻繁な刃物研磨が必要。
📦 主な用途
重構造物の梁、柱、トラックの床板、船舶用部材、工業用フローリング