クルイン

Dipterocarpus retusus
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.605 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈605 kg/m³

物性データ

基本密度0.605 g/cm³

特徴・解説

インドから東南アジアまで広く分布する種で、密度は約0.61g/cm³。クルインの中では標準的な性質を持ち、日本のブナ材に近い硬度を備えています。歴史的には、その真っ直ぐな樹幹から大型の建築材として重用されてきました。植物学的には大きな葉と翼のある実が特徴で、産地の風土を象徴する巨木となります。材としては、強度の割に安価であるためコストパフォーマンスに優れますが、塗装後の樹脂漏れが数年経っても発生することがあるため、高級家具よりは実用的な構造用途に向いています。

🎨 色味
心材は赤褐色、辺材は淡い黄色。経年変化で褐色が強まる。
🌿 木目・肌目
木目は通直またはわずかに交錯。肌目は粗く、均一な質感を持つ。
🛡️ 耐朽性
中程度。湿気の多い場所では防腐処理を施して使用するのが一般的。
🔧 加工性
普通。標準的な木工機械で加工可能だが、樹脂対策とシリカによる刃物研磨は必要。
📦 主な用途
一般建築材、トラックのボディ、電柱、合板、集成材のラミナ