クルイン

Dipterocarpus verrucosus
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.673 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈673 kg/m³

物性データ

基本密度0.673 g/cm³

特徴・解説

フタバガキ科に属し、東南アジアの熱帯雨林を代表する重構造材です。密度は約0.67と重厚で、ラワン類よりも硬く強度に優れます。最大の特徴は材内にシリカ(石英成分)と樹脂(ヤニ)を豊富に含むことです。これにより耐久性が高まる一方、加工時には刃物を著しく摩耗させ、塗装障害を引き起こすという短所があります。日本のラワン材と比較すると、より強靭で屋外利用に適した位置づけです。乾燥が不十分だと樹脂が滲み出し続けるため、内装材としての使用には十分な脱脂と乾燥管理が不可欠となります。

🎨 色味
心材は赤褐色から茶褐色。辺材は淡い黄白色で、心辺材の境界は比較的明瞭です。
🌿 木目・肌目
木目は通直または交錯し、肌目は粗い。表面には樹脂溝による筋が見られることがあります。
🛡️ 耐朽性
中程度。接地しない状況下では高い耐久性を示すが、シロアリ耐性はそれほど高くない。
🔧 加工性
困難。シリカにより刃物の摩耗が激しく、樹脂が接着や塗装を阻害するため注意を要する。
📦 主な用途
トラックの荷台、外部デッキ、重構造建築材、鉄道枕木、合板用芯材