マレーシアやインドネシアに分布するフタバガキ科の有用材です。密度は約0.62と中程度で、カプール類の中では標準的な強度と重さを備えています。構造材としてのバランスが良く、東南アジアでは住宅の柱や梁に多用されてきました。日本のナラ材に近い密度感があり、しっかりとした手応えを感じさせます。カプール特有の樟脳臭があり、これが天然の防虫効果を発揮します。ただし、乾燥過程で割れやねじれが生じやすいため、天然乾燥・人工乾燥ともに慎重な工程管理が求められる木材です。