ジェルトン

Dyera costulata
Jelutong (Dyera costulata)
Apocynaceae
広葉樹
基本密度
0.338 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギより軽く、非常に軽量
ヤンカ硬度
382 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

基本密度0.338 g/cm³
ヤンカ硬度382 lbf
曲げ強度 (MOR)50.3 MPa
弾性係数 (MOE)8.1 GPa
圧縮強度(繊維方向)27,000 kPa
せん断強度5,800 kPa

特徴・解説

キョウチクトウ科の常緑広葉樹で、東南アジアの熱帯雨林に自生します。密度は約0.34と極めて軽く、日本のホオノキやシナノキに近い柔らかさを持ちます。かつては樹液がチューインガムの原料として重宝されました。木材としては均質で寸法安定性に優れますが、強度は低く、構造材には不向きです。また、ラテックス管と呼ばれる特有の小さな穴が材面に現れることがあり、意匠上の注意が必要です。乾燥は容易ですが、青変菌による変色を受けやすいため管理が重要です。

🎨 色味
全体に乳白色から淡い黄色で、心材と辺材の境界は不明瞭です。経年変化でわずかに褐色を帯びます。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目は緻密かつ均質。光沢は少なく、穏やかな質感が特徴です。
🛡️ 耐朽性
低い。菌や虫害に弱く、屋外や湿気の多い場所での使用には適しません。
🔧 加工性
加工性は極めて良好。非常に柔らかいため手工具で容易に削れ、彫刻や模型製作に最適です。
📦 主な用途
鉛筆材建築用模型彫刻材靴の木型室内装飾パネル