ワラバ

Eperua spp.
Wallaba (Eperua spp.)
広葉樹

物性データ

弾性係数 (MOE)131.7 GPa
せん断強度74,200 kPa

特徴・解説

ガイアナなど南米北部に分布するマメ科の樹種です。非常に高い密度と、滴るほどの豊富な天然樹脂(ガム)を含んでいるのが特徴です。この樹脂のおかげで驚異的な耐朽性を誇り、過酷な環境下でも腐ることがありません。日本のクリ材をさらに重硬にし、油分を足したような性質を持ちます。短所は、その樹脂が表面に染み出してくるため、塗装や接着が極めて困難な点です。また、乾燥時に割れが発生しやすいため、慎重な取り扱いが求められる「玄人向け」の木材と言えます。

🎨 色味
心材は深い赤褐色で、樹脂による暗色の筋が見られます。辺材は白っぽく、心材との対比が鮮やかです。
🌿 木目・肌目
木目は真っ直ぐですが、肌目は粗く、樹脂の存在により独特の粘り気のある質感を持ちます。
🛡️ 耐朽性
非常に高い:大量の樹脂成分が防腐・防虫剤の役割を果たし、地中や水中でも長期間耐えます。
🔧 加工性
困難:高い密度と粘り気のある樹脂により刃物がすぐに鈍り、接着や塗装は非常に困難です。
📦 主な用途
電柱屋根板(シェイク)フェンスの支柱重構造物鉄道枕木