ノーマントンボックス

Eucalyptus normantonensis
Normanton Box
Myrtaceae
広葉樹
基本密度
1.05 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 極めて重く、水に沈む
密度(含水率12%時の推定)
≈1050 kg/m³

物性データ

基本密度1.05 g/cm³

特徴・解説

オーストラリア北部の熱帯・亜熱帯地域に分布する、極めて希少かつ特殊な木材です。密度は1.05g/cm³を超え、水に完全に沈みます。この密度は世界中の木材の中でもトップクラスであり、鉄のように重く硬いのが特徴です。乾燥地帯の厳しい風土で育つため、樹形はあまり大きくならず、大判の板材を得るのは困難と考えられます。植物学的には「ボックス」グループに属し、緻密な細胞構造を持ちます。その希少性と硬度から、一般的な建築材というよりは、特殊な工芸品や工業部品としての価値が高いと考えられます。

🎨 色味
心材は濃い褐色から赤褐色。辺材は非常に狭く、淡い黄色を呈すると推測される。
🌿 木目・肌目
木目は極めて緻密で、激しく交錯している可能性が高い。肌目は非常に細かい。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。高密度で樹脂分も多いため、菌や虫の侵入を物理的・化学的に拒む。
🔧 加工性
極めて困難。機械加工でも火花が出るほどの硬さ。乾燥には細心の注意と長い時間を要する。
📦 主な用途
高級旋盤細工、楽器の部品、ナイフの柄、特殊工業用部材、彫刻