クワ科イチジク属の常緑高木で、日本では沖縄の精霊が宿る木として有名ですが、木材としては密度約0.54と中程度の重さを持ちます。同科のクワに比べると組織が粗く、装飾的な価値は限定的です。気根が絡み合う特異な成長形態ゆえに、大きな無垢材を得るのが難しく、乾燥時に狂いが出やすいのが欠点です。しかし、熱帯地域ではその粘り強さを活かし、小規模な構造材や道具の柄に利用されてきました。日本では主に観賞用ですが、木材としてはやや軽軟で加工は容易な部類に入ります。