ガジュマル

Ficus retusa
Chinese Banyan
Moraceae
広葉樹
基本密度
0.542 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈542 kg/m³

物性データ

基本密度0.542 g/cm³

特徴・解説

クワ科イチジク属の常緑高木で、日本では沖縄の精霊が宿る木として有名ですが、木材としては密度約0.54と中程度の重さを持ちます。同科のクワに比べると組織が粗く、装飾的な価値は限定的です。気根が絡み合う特異な成長形態ゆえに、大きな無垢材を得るのが難しく、乾燥時に狂いが出やすいのが欠点です。しかし、熱帯地域ではその粘り強さを活かし、小規模な構造材や道具の柄に利用されてきました。日本では主に観賞用ですが、木材としてはやや軽軟で加工は容易な部類に入ります。

🎨 色味
辺材は淡い灰白色から黄白色。心材は淡褐色だが、辺材との境界は不明瞭なことが多い。
🌿 木目・肌目
木目は交錯しやすく、肌目は粗い。独特の斑点状の模様が現れることがある。
🛡️ 耐朽性
低い。湿気に弱く、菌や虫害を受けやすいため屋外利用には適さない。
🔧 加工性
加工は容易だが、木目が交錯しているため逆目が出やすく、仕上げには注意を要する。
📦 主な用途
仮設材箱材農具の柄薪炭材彫刻材