ハマビシ科に属し、「生命の木」の名を持つ世界で最も重硬な木材の一つです。密度は1.2を超え、水に沈むのはもちろん、金属のような重量感があります。最大の特徴は、材の重量の約30%を占める天然の油分(樹脂)です。これが自己潤滑作用を果たすため、かつては船舶のスクリューシャフトの軸受けとして唯一無二の存在でした。ワシントン条約で取引が制限されている希少種であり、現在は極めて特殊な用途に限られます。日本のツゲを遥かに凌駕する緻密さと硬さを誇ります。