ジャトバ・パルストリス

Hymenaea palustris
Jatoba
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.73 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈730 kg/m³

物性データ

基本密度0.73 g/cm³

特徴・解説

種小名の「palustris(沼地の)」が示す通り、湿地や低地に自生するジャトバの一種です。密度は約0.73で、H. oblongifoliaと似た物理的性質を持ちます。日本のナラやカシを超える硬さを持ち、構造材としての信頼性は抜群です。湿潤な環境で育つためか、組織の柔軟性がわずかに高く、衝撃吸収性に優れると考えられます。市場では他のジャトバ類と混同されて流通することが多いですが、同様に高い耐久性と美しい赤系の色味を持っており、長く使い込む道具や家具に適しています。

🎨 色味
心材は赤みを帯びた褐色。経年変化により深みのある濃褐色へと変化し、風格が増します。
🌿 木目・肌目
木目は交錯し、肌目はやや粗い。導管に沈殿物が詰まっていることがあり、それが独特の表情を作ります。
🛡️ 耐朽性
高い。湿地産の樹種ながら、材となった後の耐朽性は非常に高く、腐朽に強いのが特徴です。
🔧 加工性
困難。硬度が高いため手工具での加工は難しく、機械加工が主体となります。乾燥はゆっくり行う必要があります。
📦 主な用途
デッキ材、フローリング、家具の部材、造船材、建築用支柱