イブキ(息吹)

Juniperus chinensis
Chinese Juniper
Cupressaceae
針葉樹
基本密度
0.518 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈518 kg/m³

物性データ

基本密度0.518 g/cm³

特徴・解説

日本でも庭園樹や盆栽として親しまれているイブキ(ビャクシン)の中国産材です。針葉樹でありながら密度は約0.52と高く、スギやヒノキよりもかなり重硬です。成長が非常に遅いため組織が極めて緻密で、独特の芳香を持ちます。節が多く大きな無垢材を得るのが難しいのが欠点ですが、その緻密さを活かした細工物では他に代えがたい質感を発揮します。日本のヒノキに比べ、より赤みが強く、油分を多く含んでいるのが特徴です。

🎨 色味
心材は鮮やかな赤褐色から紫褐色。辺材は狭く、明瞭な白色。
🌿 木目・肌目
木目は非常に緻密で、しばしば複雑にうねる。肌目は精。節が非常に多い。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。耐朽性・耐蟻性に優れ、屋外や湿気のある場所でも腐りにくい。
🔧 加工性
中程度。硬く節が多いため刃物を傷めやすいが、磨き上げると美しい光沢が出る。
📦 主な用途
印鑑数珠彫刻材鉛筆材和装小物の装飾