リカニア・デンシフローラ

Licania densiflora
Licania
Chrysobalanaceae
広葉樹
基本密度
0.785 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈785 kg/m³

物性データ

基本密度0.785 g/cm³

特徴・解説

南米熱帯雨林に自生するクリソバラヌス科の広葉樹です。密度約0.785g/cm³と重硬で、同属の中でも高い強度を誇ります。日本のカシ類に近い重量感を持ちますが、シリカ(二酸化珪素)を多量に含むため、刃物への負担が極めて大きいのが特徴です。乾燥時に割れや狂いが生じやすく、取り扱いには熟練を要します。熱帯の厳しい環境で育つため組織が緻密で、構造材としてのポテンシャルは高いものの、加工の難しさから装飾的な用途よりも実用的な強度が求められる場面で重宝されます。

🎨 色味
心材は赤褐色から暗褐色で、辺材は淡い黄褐色。境界は比較的明瞭です。
🌿 木目・肌目
木目は通直または交錯し、肌目はやや粗く、独特のザラつきがあります。
🛡️ 耐朽性
高い。密度が高く組織が緻密なため、菌や虫害に対して強い抵抗力を持ちます。
🔧 加工性
困難。高密度かつシリカ含有量が高いため、超硬刃物でも摩耗が激しく、接着も注意を要します。
📦 主な用途
重構造材鉄道枕木船舶用材工業用ローラー橋梁材