南米熱帯雨林に自生するクリソバラヌス科の広葉樹です。密度約0.785g/cm³と重硬で、同属の中でも高い強度を誇ります。日本のカシ類に近い重量感を持ちますが、シリカ(二酸化珪素)を多量に含むため、刃物への負担が極めて大きいのが特徴です。乾燥時に割れや狂いが生じやすく、取り扱いには熟練を要します。熱帯の厳しい環境で育つため組織が緻密で、構造材としてのポテンシャルは高いものの、加工の難しさから装飾的な用途よりも実用的な強度が求められる場面で重宝されます。