リカニア・グラシリペス

Licania gracilipes
Licania
Chrysobalanaceae
広葉樹
基本密度
0.831 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈831 kg/m³

物性データ

基本密度0.831 g/cm³

特徴・解説

密度約0.831g/cm³に達する非常に重硬な木材です。種名の「gracilipes」は「細い足(柄)」を意味しますが、材そのものは極めて強靭です。日本のイスノキに匹敵する硬さを持ち、耐摩耗性に優れています。熱帯の湿潤な風土でゆっくりと成長するため、年輪は不明瞭ながらも組織が詰まっています。短所としては、その硬さゆえに釘打ちが不可能で、必ず下穴が必要になる点が挙げられます。また、乾燥工程で内部応力が生じやすく、厚板の管理には注意が必要です。

🎨 色味
心材は濃い赤褐色、辺材は灰白色から淡褐色を呈します。
🌿 木目・肌目
木目は交錯しやすく、肌目は緻密。磨くと鈍い光沢が出ます。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。高密度で物理的に硬いため、シロアリ等の食害を受けにくいです。
🔧 加工性
困難。非常に硬く、手工具での加工はほぼ不可能です。機械加工でも低速送りが推奨されます。
📦 主な用途
重車両の荷台耐摩耗板支柱旋盤細工産業用部材