リカニア・ヘテロモルファ

Licania heteromorpha
Licania
Chrysobalanaceae
広葉樹
基本密度
0.816 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈816 kg/m³

物性データ

基本密度0.816 g/cm³

特徴・解説

密度約0.816g/cm³を持つ、南米産の堅牢な広葉樹です。同属の他種と同様にシリカを蓄積する性質があり、これが天然の防腐剤・防虫剤の役割を果たす一方で、加工性を著しく低下させています。日本のナラ材よりも遥かに重く、強度が求められる土木用途に適しています。ヘテロモルファ(多様な形態)の名が示す通り、産地によって樹形に差異が見られますが、材としての信頼性は一貫して高いです。乾燥による割れが出やすいため、端面の割れ止め処理が必須となります。

🎨 色味
心材は赤みを帯びた褐色、辺材は黄白色で、コントラストがはっきりしています。
🌿 木目・肌目
木目は不規則に交錯することが多く、肌目はやや粗めです。
🛡️ 耐朽性
高い。腐朽菌に対する天然の抵抗力があり、屋外利用にも耐えうる性能を持ちます。
🔧 加工性
困難。刃物の消耗が激しく、平滑な面を得るには高度な研磨技術が必要です。
📦 主な用途
土木工作物杭材重構造用フレーム倉庫の床材鉄道車両部材