リカニア・オクタンドラ

Licania octandra
Licania
Chrysobalanaceae
広葉樹
基本密度
0.825 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈825 kg/m³

物性データ

基本密度0.825 g/cm³

特徴・解説

アマゾン盆地などの熱帯低地に産する高密度な木材です。密度0.825g/cm³という数値は、日本のウバメガシに匹敵する重厚さを示しています。クリソバラヌス科特有の性質として、細胞内にシリカの粒子を蓄積するため、製材時には火花が散るほど硬いのが特徴です。このシリカ成分は、フナクイムシなどの海洋穿孔虫に対する抵抗力を高める役割を果たしています。一方で、その硬さゆえに釘打ちには予備穴が必須であり、乾燥管理を誤ると大きな狂いが生じる欠点があります。

🎨 色味
心材は落ち着いたチョコレート褐色。辺材はより明るいベージュ色を呈します。
🌿 木目・肌目
木目は概ね通直ですが、肌目は粗く、表面にはややザラつきが感じられます。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。特に海洋環境下での穿孔虫に対する耐性が天然の特性として備わっています。
🔧 加工性
非常に困難。手工具での加工は現実的ではなく、機械加工でも頻繁な刃研ぎを要します。
📦 主な用途
港湾土木材杭打ち材重車両の床板産業用機械の土台外部階段