リカニア・ロブスタ

Licania robusta
Licania
Chrysobalanaceae
広葉樹
基本密度
0.889 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈889 kg/m³

物性データ

基本密度0.889 g/cm³

特徴・解説

種名の「ロブスタ」が示す通り、極めて強靭な性質を持つ木材です。密度0.889g/cm³は、今回挙げるLicania属の中でも最高クラスであり、非常に重厚です。日本のカシ類を凌駕する硬度を持ち、物理的衝撃に対して非常に強い抵抗力を示します。熱帯雨林の厳しい生態系の中で、自重を支え暴風に耐えるために発達した緻密な組織が特徴です。加工の難しさは際立っていますが、一度設置されれば数十年単位の耐久性を発揮します。乾燥時には放射状の割れが入りやすいため、端面の処理が重要です。

🎨 色味
心材は暗褐色から紫がかった褐色。辺材は淡い茶色です。
🌿 木目・肌目
木目は通直または不規則に交差し、肌目はやや粗く、重厚な質感を持ちます。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。密度が極めて高く、腐朽菌の侵入を許さない強固な構造です。
🔧 加工性
極めて困難。加工には多大なエネルギーを要し、乾燥は非常に慎重に行う必要があります。
📦 主な用途
重機用敷板橋梁の桁材鉱山用支柱船舶のキール防波堤部材